もう1ヶ月ちょっと前の情熱大陸というテレビ番組で、中塚翠涛(なかつか すいとう)さんという、書家であり芸術家でもある素敵な方を取り上げていました。
放送から時間もたっているので、もうみんなの興味も薄れてきてるだろうなって思うけど、私がいつまでたっても気になってしょうがない。。。笑
なので、今日はあんまり中塚翠涛さんって知らないなぁという人も楽しめるように、記事を書いてみたいと思います♪
プロフィール
名前: 中塚 翠涛(なかつか すいとう) 本名は非公開とされています。
生年月日: 1979年7月24日
出身校: 大東文化大学文学部中国文学科 卒業
職業: 書家、カリグラフィーデザイナー
事務所: パールダッシュ所属
中居正広さんのミになる図書館の「美文字大辞典」の講師をされていたり、「30日で字が書けるペン字練習帳」などの、お手本先生としてかなり有名な方ですね。
そういう活動を経て、中塚さんはパリでの芸術作品出展に至っています。
パリ ルーブル美術館の地下の巨大空間で作品展示
中塚さんの作品は、フランス国民美術協会の依頼でなんとルーブル美術館で展示されることになったのでした。
この協会はかなり由緒正しくて、ここから依頼されるということはかなり特別なことなのだそうです。
情熱大陸では、出展までの制作の過程が描かれていましたよ。
日本では、尾道の海の見えるオーベルジュの教会の一室にこもって作品を制作しようとするのですが、手が止まってまったく進まなくなってしまったのでした。
でも、頭の中ではパリ ルーブル美術館での展示空間のことを考慮に入れながら、どのような作品を、どのように空間に埋めていくか構想していたということで、一見進まないように見える時間は、実は大切な時間だったということです。
そして、パリに入ってからも制作は続きます。
ここまでくると、ホテルの一室でどんどん自由に描きすすめられていきます。
(ここで「書く」ではなく「描く」にしたのは、もう絵画のようだから 笑)
中塚さんの芸術作品ってどんな感じ?
中塚さんの芸術作品について一部掲載しますね♪
作品名:北斎の日常
dunhill 銀座本店ショーウインドウデザイン「犬と紳士と私」
時-TOKI-
↓ こちらはパリのルーブル美術館展示用の石版画ですが、現地に入ってから作成されたもの。
中塚さんの書は、文字(漢字)がどんどん絵画になっていくようです。
もともと、漢字は水や火など目にみえるものが簡略化されてできたもの。
「楽」の語源も楽器からきているようですね。
中塚さんは情熱大陸の番組で、「楽」を立体化させて見る角度を変えたりするとどんな形になるのかなって、とっても楽しそうに追求されていましたよ♡