心と体は連動しているので、運動をして体を鍛えると心も爽やかな気分になる事はこれまでもよく言われていますし、聞いたことがありますよね。
最近の研究では、運動すると気分が上がることに加えて、幸福な気分になるための適度な運動時間などがわかってきたようなので、見ていきたいと思います。
運動すると幸せな気分に。
ミシガン大学の研究者たちによって、過去数年の研究23件をメタ分析したものが、先月の「Journal of Happiness Studies」で発表されました。
それによると、これまでの観察研究は、ほぼすべて(23件中18件)運動と幸福感との間に関連があるという結論に至ったようです。
この研究に関わった被験者は、年齢や国籍、病気治療中など様々な状況の方ですが、幸福な気分と運動との関連性が見えてきたのでした。
中でも、週に10分程度であったり、一度の運動であっても、幸福度を上げる効果があるようです。
有酸素運動でも、ストレッチやバランス運動でも、幸福な気持ちになることが分かりました。
たくさん運動すればいいということでもない。
週にたった一度でも、ちょこっと運動することで幸福な気分につながるということですが、やればやるほど効果があるという事でもないようです。
週に150~300分の運動をしても、300分以上の運動をしても、満足度は同程度という結果もみられています。
週150~300分程度の運動が気分を向上させるのに効果があるとすると、大体1日に20~40分程度行うことになります。
これなら体操やストレッチ、ちょっとしたジョギングやウォーキングなど、どれかを選んだり組み合わせたりして行えばいいので手軽な感じがします。
たとえサボってしまっても、週にたった1度の運動でも幸福な気分は上がるので、無理する必要もないですしね。
爽やかな気分は素敵。
私も毎日30分程度体操やストレッチをしていますが(時々サボりますが 笑)、確かにいい気分になるのでプチ運動はおススメですね。