星野源さん「喜劇」の新垣結衣さん的エピソード!文筆家の原点は?好きなものとの向き合い方は?

星野 源(ほしの げん)さんは、音楽家として楽曲「恋」が大ヒットし、
俳優としてもドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」や「MIU404」など多くの話題作に出演したり、
ラジオパーソナリティも務めるなど多彩な活動をされています。

今日は、星野 源さんについて書いていきたいと思います。

主題歌「喜劇」の新垣結衣さん的エピソード

星野源さんが、アニメ「SPY×FAMILY」のエンディング主題歌「喜劇」を作曲されたことについて。

曲のテーマは「家族」だったのだけど、
星野さんは家族をテーマにした曲を何曲か作っていたので
もう書けることがないな、と感じていました。

「2番の歌詞がどうにもこうにもできなくて、毎日頭を抱えていた」と語っています。

ところが、家族(新垣結衣さん?)と散歩をしていて気づいたことがあるようです。

すごく悩んでいる時に散歩に家族と一緒に出かけて、
深夜なんですけど。

家の近くの近所を歩いていた時にふと上を見上げたら
桜がすごく綺麗だったんですよ。

塞ぎ込んでいる時にふと散歩した先で桜を見て
家族っていうテーマと今いる自分の状況というのが
ぱーんとリンクした思いがあって。

このことを2番に書こうと思って。

この経験から主題歌「喜劇」の2番の歌詞が完成したんのだとか。

「(2番の歌詞)顔上げて帰ろうか 咲き誇る花々 『こんな綺麗なんだ』って 君と話したかったんだ」

これって、リアルに新垣結衣さんのプロモーションビデオが脳内で再生されちゃうんですが笑

新垣結衣さん

そしてね、
星野源さんは解き放たれました。

ひとりよがりな曲になるのを懸念して、
自分の体験について歌詞を書くのをやめていたのですが、

「喜劇」をターニングポイントとして
「自分の曲として書いていいんじゃないかな」と思い始めました。

新アルバム「Gen」の収録曲のあたりから
『自分の曲』を解禁し始めたそうです。

これまでの曲と、これからの曲の聴き方が
すべて変わってしまいそうなエピソードですね。

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星野源さんの文筆家の原点

星野さんは文筆活動もされていますが、
書籍「いのちの車窓から 2」を出版される時のインタビューで
文筆家としての原点についてお話ししています。

小学生の頃から国語の授業が好きで、
感想文とか作文とか好きで、

文章を書く仕事にも憧れがあって、
勝手に書いてたんですよね。

その他の趣味だった音楽と演技が仕事になっていくかたわら
文章を書くことはなかったのですが、

「メールで自分の思いをうまく伝えられない」

という問題に直面して、
文筆を仕事にしてしまおうと思い立ったのだそうです。

そこから好きなエッセイの影響を受けながら、
自分の文章はどういうものなのかを追求していく中で、
自分にしか書けないような文章にたどり着けたのでした。

「いのちの車窓から 2」のエッセイについては

「特に何も考えないで書き出して、書きながら終わりが見えてくる」

というスタイルで執筆したそうです。

なかなかのスリリングな執筆状況を楽しんだみたいですね。

音楽家と文筆家って違うもののような感じがするけど、
歌詞を書いているので、深いところで繋がっていそうですね。

特に、音楽家さんなら文体や表現が面白くなりそうです。

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星野源さんの好きなものとの向き合い方

星野さんは好きなものに囲まれて
自分だけで楽しむのはとても居心地がいいし、
それだけをしていたいと思っていた時期もあったようです。

ただ「売れなくても好きなことだけしていたい」

という考えでもなかったし、

逆に「好きなものを捨ててまで売れたい」

とも思わなかったとのことです。

どっちも好きで、やりたいことだったので、どうにかして両方実現できないか?

そんな風に考える性格だったようです。

人はどうしても、行動を起こす時に言い訳をしたり、
自分をごまかしたりしてしまいがちだけど、

「好きなこと」は人を動かす原動力になるので、
好きなことを見つけたら突き進んだ方がいいと思っているようです。

確かに、好きなだけで独りよがりになると自分の世界だけになりがちだけど、

多くの人にも知ってもらいたい、
楽しんでもらいたいという思いもあれば、

両方の願望がうまくバランスを保ちながら達成されそうですね。

ここ、すごく大事なところかもしれない。

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星野 源(ほしの げん)さんのプロフィール

生年月日 1981年1月28日
出身地  埼玉県出身
職業   音楽家、俳優、文筆家。

学生の頃から音楽と演劇を始めて、多方面で活躍する表現者です。
所属事務所は大人計画(俳優として)とアミューズ(音楽業として)。

2000年にインストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」を結成して、
リーダーとして活動(2015年解散)しました。

2010年にアルバム「ばかのうた」でソロデビューして、
「恋」「喜劇」「ドラえもん」など数多くのヒット曲を発表。

出演した主なドラマは、「逃げるは恥だが役に立つ」(津崎平匡役)や「MIU404」。

映画では、「箱入り息子の恋」「引っ越し大名!」「罪の声」などがあります。

また、エッセイストとしても人気があって、
「そして生活はつづく」「働く男」「いのちの車窓から」
などの著書がありますよ。

2016年からは「星野源のオールナイトニッポン」のパーソナリティを務めて、
ラジオパーソナリティとしても高い人気がある方です。

2021年には女優の新垣結衣さんとの結婚を発表しました。

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