今日も疲れたし、さあ寝るぞ!と思ってもなかなか寝付けないことがありますよね。
その原因は色々あると思いますが、その中のひとつが明らかになりました。
簡単なことなので試してみるといいかもしれません!
眠る前にやることリストを作る。
最近発表された実験心理学の学術誌『Journal of Experimental Psychology』によると、どうやら寝る前にやることリスト(To Doリスト)を作っておくと寝つきがよくなることがわかったようです。
こちらは何となく体感していた出来事なのですが、本当にこういう現象をしっかり研究する方たちがいるって、すっごく面白いですね。
実験の方法。
調査方法はこんな感じです。
被験者(実験する人)を2つのグループに分け、片方のAグループにはこれまでにやり遂げた一覧を書き出してもらいました。
また、もう片方のBグループには近日(2〜3日)中に完了させなければならない一覧を書き出してもらいました。
つまり、Aグループは済んだこと、Bグループはこれからすぐにやっておかなければならないことを書いてもらったということですね。
眠りをモニターする。
ABグループ共に書き終わったら、今度は全員、実験室で眠ってもらい、その睡眠の状況をモニターしました。
その結果、To Doリストを作成したBグループのほうが、もう片方のAグループより平均して9分早く眠りにつくことができたということです。
さらに、Bグループの中でも、ToDoリスト上のタスクをより詳しく具体的に書き出した被験者たちは、他より15分も早く眠りに落ちたということです。
紙に落とし込むことは大事。
この結果から研究チームは、
「To Doリストの内容を頭の中から紙の上に具体的に書き込む行動」が大事なことだと考えています。
もし、近日中にやるべきことを紙に書き出さないと、寝ようとしても頭の中で「やらなくちゃ、やらなくちゃ」と何度も考えてしまって、なかなか眠れなくなるということのようです。
お昼でも書いておきたいタイプ。
お仕事や勉強でも、やることがモリモリのときがありますよね。
そんなときは起きていても気になってしょうがなかったりしますし、実際覚えていられません(笑)。
なので、個人的には日中にPCのスケジュールやエクセルなどに書き込んで管理しているので、寝るときは気にならない状態しています。
これでも安心できる効果があるのだと思っているのですが、どうなんでしょうか??
参考文献:http://bit.ly/2sdu9TR